体外受精の成功確率を高めるために

体外受精の妊娠成功率は、医療機関、年齢によってばらつきは
ありますが、全国平均すると20%前後と言われています。

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体外受精の技術は、年々、目まぐるしい進歩をしており、
妊娠の成功確率も年々上昇しておりますが、それでも
約80%の患者様が妊娠に至っていないという現状も
あります。

そして、体外受精は自由診療なため、費用がとてもかかり、精神的にも経済的にも大きな負担がかかってしまうのです。

体外受精を行っても妊娠できない主な理由として、
以下の要因があります。

■質の高い卵子が採取出来ない(採卵出来ない)
■受精が出来ない
■着床出来ない

体外受精の施術工程は、採卵、受精、着床などがありますが、
これらの施術の成功確率は次のとおりです。

■採卵 90~95%
■受精 78~82%
■着床 20~23%

これを見ますと最も成功確率が低いのが、「着床」になります。
特に着床は、母親の胎内で行われます。

「卵子の質が悪い」「着床できない」大きな理由の一つに
体内の生殖器官の機能が弱っていることにあります。

この要因は、医療技術のみに頼るだけでなく、女性の
側でも生殖器官の機能を向上させる工夫が必要になります。

そこで、生殖器官の機能や免疫力を高めることの出来る
鍼灸が注目されるようになったのです。

鍼灸で体外受精の成功確率が格段に上がった実例

「鍼灸が体外受精の成功確率を高める」ことが知られる
きっかけとなったのが、2002年のドイツにおける調査でした。

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この調査では、鍼灸を行った女性と、行わない女性に分けて、体外受精の成功確率を調べるというものでした。

その結果、次のような驚くべき結果が現れました。

【妊娠成功確率】
鍼灸施術あり 42.5%
鍼灸施術なし 26・3%

また、2009年、英国医師会誌「British Medical Journal(BMJ)」
に掲載された文献によれば、体外受精での胚移植から一日以内に
鍼灸施術を行った女性と、鍼灸施術を行わない女性を比べたところ、
鍼灸を受けた女性は、受けない女性と比べて妊娠確立が65%
高まったということを紹介していました。

そして、日本においては、体外受精を5回以上受けても妊娠に
至らなかった女性患者114人に鍼灸施術を施したところ、
なんと49人が妊娠できたという報告が、日本生殖医学会より
発表されました。

この結果からもわかるとおり、鍼灸施術を
受けてから体外受精を行うことにより、
妊娠の確率が格段に高まっていることがわかります。

体外受精は、回数を重ねるたびに費用がかかりますが、薬
や注射を頻繁に行うため、身体的にも精神的にも負担が
かかってきます。

しかし、体外受精に鍼灸を取り入れることで、妊娠の確率が上がる
だけでなく、体外受精を行う回数が減り、経済的にも精神的にも
負担が減り、薬による副作用の発生を軽減する効果も期待出来るのです。