医療機関の平均的な成功確率

体外受精の成功確率は、全ての病院、クリニックが
公表しているわけではないですが、日本産婦人科学会によれば
移植あたりの妊娠成功率は約20%と報告されています。

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体外受精の成功確率を高めるためには、まず、採卵から胚を移植までの過程におけるクオリティコントロールが必要になります。

しかし、このコントロールは女性個人でできるものではなく、医療機関の技術や経験にどうしても委ねられます。

そして、移植後、体内できちんと着床できるかという要素もとても重要になります。

大病院とクリニックのどちらがよいか

医療機関によって、体外受精による妊娠の成功率には
けっこうばらつきがあります。

全ての医療機関が成功率をネットや院内の案内などに
公表してはいないのですが、成功確率の高い医療機関ほど、
実績を公開している傾向にあります。

どちらかといえば、大病院の方が安心と思いがちですが、
大病院だからといって妊娠成功率が高いということには
なりません。

大病院は患者さんが多いため、一人一人への相談や
施術にかける時間などに制限があり、それを好まない
患者さんもいます。

対照的に、地方に存在するクリニックでは、大病院と比べて
費用が高い傾向にありますが、一人一人のメンタル面を
丁寧にケアされ、妊娠確率がとても高いクリニックが
多数存在します。

「大病院が良いのか」「近くのクリニックが良いのか」
いろいろお悩みになるかと思いますが、基本的には成功確率の
高い医療機関で体外受精をお受けになられることを
お勧めしています。

大病院だからといって、全ての病院が丁寧な対応をしない
わけではなく、丁寧な対応に心掛けている病院もあります。

そして、小さなクリニックだからと言って丁寧に対応するとは
限らず、対応の悪いクリニックも存在し、一律的には判定しにくい
面があります。

妊娠成功率に対する注意点

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病院やクリニックで妊娠の実績を公開しているところは、
成功確率が高い傾向にありますが、一つ注意点があります。

体外受精は、高齢になるほど、成功率がぐんと低くなります。

若い患者さんが中心の場合は、成功確率が高くなりますが、
中には高齢の患者さんを多く施術している医療機関も存在
します。

このような場合は、総合的な妊娠成功率だけでは判断できない
面もあります。

年齢別に妊娠成功率を確認すると良いかと思います。
例えば、40代以降で成功率が20%なら、かなりの高確率
と言えます。