体外受精の施術の流れについて

不妊症に悩む女性にとっては、これから、体外受精を受けるか
どうか検討されている方も多いかと思います。

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初めての施術には、常に不安と緊張が伴うものです。

不安を取り除くためには、不安に漠然と悩み続けることよりも、体外受精を詳しく知り、それでも、「体外受精がだめだ」という場合は施術をやめるという選択肢をすれば良いのです。

現実的には体外受精を受けられる女性が年々増えています。いろいろ体外受精を調べた結果、経済的に都合がつけば、受けてみようと思う女性がやはり多いように思います。

ここで、体外受精について、特に多くの女性が気にかけている
施術の流れ(ステップ)について解説します。

体外受精のステップ

体外受精とは、どのようなステップで行われるのでしょうか?

もちろん、医療機関によって、若干の違いがありますが、
基本的な施術の流れは、次の通りです。

ステップ1.採卵
採卵とは、文字通り、卵を採取することを言います。
採卵では、妊娠の成功確率を高めるために、良好な卵子を
取り出します。そのため、とても重要な工程となります。

採卵には、周期や排卵をコントロールする「刺激周期」と、
薬を使うのを極力控え、自然の周期で卵を採取する
「自然周期」の2タイプがあります。

※元気で質のよい卵が採取できない場合は、次のステップ
に進めず、再び卵の採取にかかります。

通常は、多くの卵子を採取するため、人工的に卵子を
増やす刺激周期を採用するのが一般的です。

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ステップ2.精子の採取
男性の側は、卵子の採取に時期を合わせて、マスター
ベーションにより、精子を採取します。

ステップ3.培養
培養液が入っている容器に採取した卵子と精子を入れ、
受精卵をつくります。受精卵はさらに分裂を繰り返します。

ステップ4.胚移植
順調に分裂が進んだら、分裂した受精卵を子宮内に戻します。胚移植は、採卵後、2、3日以内に行うことが多く、胚移植にかかる時間は10分前後で終了します。

余った受精卵は冷凍保存し、妊娠に成功しなかったときに
再び、子宮に戻すために保存しておきます。

ステップ5.確認
無事着床し、妊娠がされているか、2週間~4週間後に検査を行います。

妊娠していない場合は、冷凍保存している残りの受精卵を
使って、次の周期に合わせて胚移植を行います。

移植回数は多くても1,2回までが一般的で、妊娠できなかった場合には、
もう一度採卵から始めることになります。