鍼灸の歴史と鍼灸が有効な不妊の種類

鍼灸治療の歴史について

不妊に鍼灸が効くということは、ここ数年でネットでもよく知られるようになりました。

しかし、「本当?」「西洋医学の方が良いのでは?」と不安に思われる方もまだまだ多いのではないかと思われます。

西洋医学における不妊治療は、20世紀後半から急速に進化し、歴史はまだまだとても短いものです。

これに対し、東洋医学は数千年の研究の歴史があります。古典の医学書においても、不妊を「不子」「無子」「絶子」と呼び、その治療方法が解説されています。

もともと、鍼灸には免疫力を高め、身体の悪い状態を正常な状態に戻すことに治療の方向性があります。

東洋医学(鍼灸)は不妊治療を得意としていたのです。

鍼灸が有効な不妊の種類について

鍼灸は、次のような事例のときに効果を発揮しやすいとされてます。

■生殖機能の異常による卵子の質の低下が原因の不妊
■病院で検査を行っても「原因不明」「異常なし」と言われた場合
■長い間、不妊治療を行っても妊娠できない場合

多くの患者さんは最初に鍼灸を受けるのではなく、西洋医学を先に受診します。そこで効果がでないときに、ワラをもすがる思いで鍼灸院に来られる方は多いです。

最近では西洋医学での不妊治療を始める前にカラダを整えたいという患者様が増えてきています。

順番では鍼灸を行ってから婦人科での不妊治療を行なうと効果はアップしています。

実際に鍼灸を受けて、すぐに身体に改善効果が現れる方は少なくありません。

子宝がすぐに実現できなくても

「ホルモンが整い、基礎体温表はきれいになった」
「体の冷え症が改善された」
「ストレスや体の疲れがとれ、ずいぶん楽になった」

などの改善事例は数多くあり、何らかの変化があります。

そこで通院を止めるのでなく、それから良い方向へと向かってカラダ作りをされるのが良いです。近年の研究により、体外受精と鍼灸との並行治療により
成功確率が高まることが世界に発表され、注目されるようになりました。

日本においても体外受精と鍼灸を 並行して行う患者様は年々増えてきています。

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執筆者

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許

はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体

奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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