症状別Q&A

高温期の途中で体温が一旦下がっている方へ

高温期の途中で体温が一旦、陥落する波形パターンについて説明致します。

高温期の途中で体温が一旦陥落する基礎体温表

結論からいうと、高温期が安定せず、途中で体温が下がる日がある場合には、
黄体機能不全が疑われます。

排卵日を終えると、まず、黄体は子宮に向けて黄体ホルモンを分泌します。
そして子宮内膜を厚くし、妊娠の準備を促します。
その時に、身体の体温が同時に上昇するようになっております。

しかし、黄体に異常があると、黄体ホルモンの分泌が不十分になることで、
子宮内膜の形成が出来なくなり、受精卵が着床しにくい状態になります。
受精卵が着床しにくい状態とは、妊娠しづらい状態でもあります。

ただ、高温期で急に体温が下がったからいって、
必ずしも黄体に異常が生じているというわけではありません。

例えば、1日だけ体温の陥落があった場合には、基礎体温の測り方
がうまくいかず、測り間違えたというケースは良くある話です。
まずは、2,3日、落ち着いて基礎体温を測って様子を見て下さい。
2,3日測定して、体温が高温期を維持していたなら、大きな問題はないと思います。

2,3日継続して体温が陥落し続けていた場合には、
黄体機能不全の可能性があり、専門医に診てもらう必要があります。
高温期に体温が陥落するケースは、排卵は無事行われていると考えられますが、
妊娠しても流産する恐れがあります。

また、ストレスや自律神経の乱れにより、ホルモンバランスが乱れているため、
生殖器の機能が低下していること可能性があります。
この症状を起こしやすい人は、「ストレスを溜めやすい」「貧血を起こしやすい」タイプに多いです。
ストレスに負けない身体作りと、貧血を予防する食事の工夫などが必要です。

ストレスや体調不良に原因がある可能性

高温期で、周期ごとに体温が陥没する事例は、数としてはそんなに多くはないように思います。
もし、毎回の周期において、陥没が何度も生じるようであれば、
先ほど、解説したように黄体機能不全が疑われます。

高温期で陥没するパターンで最も多いのは、周期ごとに毎回陥没が発生するというよりも、
まれに、体温が陥没する周期があるというケースです。
基礎体温はちょっとしたストレスや体調不良でも敏感に反応します。
多くの場合がこのケースに当てはまるのではないかと思います。

インプランテーションディップによる体温の陥没

アメリカでは、インプランテーションディップという新しい症例の報告がありました。
インプランテーションディップは、高温期の途中で体温が一旦下がる現象を言います。
これは、ここで紹介している基礎体温グラフと同じ現象です。

この症状は、受精卵が着床する時に、温度が下がる日があるという報告内容であり、
高温期7~10日の間に生じるとされています。
インプランテーションディップは、病気ではありません。
あくまで陥没したという症状にすぎず、身体に不調が生じるということは、基本的にはないようです。

インプランテーションは、日本ではほとんど知られていません。
専門医でも、この症状を知らないことが多く、患者さんにこの症状が現れたとしても、
検査して異常が無ければ、薬を処方することはなく、そのまま放置して様子を見ることが多いようです。

黄体ホルモンは、受精卵が着床しなければ、
高温期の最後になると分泌は減少し、体温が下がっていきます。

着床すると黄体ホルモンは妊娠ホルモンとなり、その後も分泌を続けるようになり、
高温期がそのまま続くことになります。
高温期の後半に体温の陥没が起きた場合は、「無事、受精卵が着床できた」可能性があります。

妊娠を待ち望んでいる女性にとっては喜ばしい吉兆かもしれません。


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