高温期の移行に時間がかかる – 基礎体温お悩みQ&A

Q. 高温期への移行に時間がかかります

A 低温期から高温期への移行は、1~2日で終わります。
しかし、高温期への移行に3日以上かかる方がいます。

低温期が長く、そして低温期から高温期への移行に時間がかかりすぎてしまうと、 子宮や卵巣が冷えてしまい、血行が悪くなります。

血行が悪くなると、卵胞の育ちが悪くなり、スムーズに排卵ができなくなるのです。

高温期への移行に時間がかかる

また、一気に低温から高温に上げられないということは、 身体の力が弱まっているということになります。

この症状の場合には、基礎体温表からは、排卵日はいつかわかりづらい 状態ですが、低温期の終わり頃に排卵が行われていると考えられます。

排卵が行われてから、一気に高温期に移行しないのは、 環境や食べ物による「冷え」もありますが、過度なストレスによる自律神経の乱れから、身体の「冷え」が生じている可能性も大きいと考えられます。

自律神経が乱れることにより、ホルモンのバランスが崩れ、血行が悪くなります。

血行が悪くなると、新鮮な酸素や栄養素が循環しにくくなり、 疲労物質が体内に残り、冷えを生じるようになるのです。

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執筆者

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許

はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体

奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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