低温期が長い – 基礎体温お悩みQ&A

Q. 低温期がとても長く続いていて心配です

低温期が長い

A 理想とされる基礎体温グラフは、低温期の日数は約2週間(14日)と言われています。
高温期の14日を含めて生理周期は、1サイクル28日とされています。

低温期が多少長くても、安定した高温期が 2週間続けば大きな問題はありません。
若しくは、高温期が10日以上あれば問題ないとも言われます。

以下のような症状の場合は、早めに専門医に診てもらう必要があります。

  • 生理周期が39日を越える(頻発月経)
  • 低温期が21日以上と長すぎる。
  • 高温期が9日以下である
  • 高温期がない
  • 高温期と低温期の平均温度差が0.3度未満

 

一般的に上記パターンの場合は、身体の冷えなどが原因で、 子宮や卵巣の生殖機能が低下している状態になっていると言えます。
低温期が長いということは、月経から排卵が来るまで時間がかかっていることになります。
生理周期が長くなると、それに伴って低温期も長くなります。

高齢により生理周期(低温期)が長くなった場合には、身体に異常があるというより、年齢的な要因が大きいです。
低温期が長くても、受精卵の質がよければ、妊娠する可能性は十分にあります。

このように、高齢になっても、身体を老化させない工夫をすることで、 妊娠できる体質を維持することも可能です。

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執筆者

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許

はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体

奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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