女性にとって、『そろそろ愛する旦那さんの子どもが欲しい』思うことは、自然なことです。
けれど、どんなに頑張っても、なかなか妊娠することができず、思い悩んでいる女性も多いのではないでしょうか。

そこで、今回は妊娠を妨げている20の原因のひとつ「黄体機能不全」についてご説明します。

 

黄体機能不全とは?

黄体機能不全とは、体から分泌されるホルモンが不十分、または黄体の存続自体が短すぎる状態のことです。

黄体からのプロゲステロンの分泌量が不足してしまうと、子宮内膜の分泌性変化が完全に起こらなくなるため、不妊になりやすくなるのですが、なかには黄体から分泌されるホルモンに異常がなくても、子宮内膜事態に異常がみられる場合も黄体機能不全として取り扱われることがあります。

 

黄体機能不全の代表的な症状

  • 月経周期が短くなる
  • 月経予定日のおよそ2週間前に異常出血が起こる
  • 胸が張る、カラダが熱いなど、黄体期に自覚しやすい症状が起こりにくくなる
  • 黄体期が9日以下と平均より短い

ただし、黄体機能不全は、自覚症状がほとんどありません。
そのため、1年以上、妊活をしているのに、なかなか妊娠することができない場合は、1度信頼できる医師に検査をしてもらうことをお勧めします。

 

黄体機能不全の主な原因

卵巣機能は、性を司る「間脳視床下部」と「脳下垂体」と呼ばれる脳の中枢によってコントロールされています。
この2つの中枢は、適切な性周期の時期を迎えると、ホルモンを分泌し、妊娠に必要不可欠な排卵やホルモンの分泌を促す役割を担っているのですが、どちらか一方の中枢に機能異常がみられる場合、黄体機能不全になることがあります。

また、糖尿病などの全身性の疾患を抱えている、アルコールや喫煙などの嗜好品、精神的なストレスなどによって卵巣機能不全が起こった場合、間脳視床下部と脳下垂体に異常はないけれど、卵巣自体の異常が原因で卵胞から黄体への移行が完全に行われない黄体機能不全の症状として示すことがあります。

 

黄体機能不全の主な治療方法

黄体機能不全の治療方法は、原因となっている因子に対する治療が中心となります。

間脳視床下部と脳下垂体に異常があり、排卵が正常に行われないときは、排卵誘発療法が行われます。また、これに加えて、黄体期における不足しがちな黄体ホルモンなどの補充が行われる場合もあります。

ただし、あくまでこの治療は妊娠を希望されている女性に行われる治療であり、妊娠を希望されていない女性には、必ずしも必要な治療ではありません。

 

まとめ

妊娠を妨げている20の原因のひとつ「黄体機能不全」は、血液検査基礎体温などによって診断されます。

すずらん鍼灸院では、不妊にお悩みの方からよく相談を頂いています。

なかなか不妊を改善できず、苦労されている方、不安や心配の気持ちでいっぱいの方は、ぜひ当院まで足をお運びください。

 

 

 

 

参考書籍:赤ちゃんが欲しい大百科 ビジュアル版

著者名 :木場公園クリニック院長 吉田淳