排卵日

排卵日は、妊娠を希望される女性にとって、とても大切な指標になります。

排卵のメカニズムと効果的なタイミングの知識をしっかり知ることで、あなたの妊娠力を高めていくことができるようになります。

「排卵と妊娠の関係」「排卵日の予測方法」「効果的なタイミング」など、妊娠に欠かせない知恵を紹介してまいります。

排卵日とメカニズム

排卵は妊娠と深い関わりがあります。女性は、約30日間の生理(月経)周期に一度、卵巣内の卵胞が成熟し、卵子が排出されます。

排卵とは、卵子が排出されることを言い、排卵が起きる日にちを『排卵日』と呼んでいます。 そして、女性の身体はホルモンの働きにより、約30日の月経・排卵サイクルを繰り返すようになります。

排卵日の予測

妊娠を希望している女性にとって、最も大切なことの一つとして、『排卵日を予測』することがあります。産婦人科で不妊施術を行う際にも排卵日を予測することから施術が始まります。

通常の健康体であれば、排卵は月経開始から14日前後に生じます。

妊娠のタイミングと排卵

男女の個人差はありますが、一般的には、精子と卵子が新鮮な状態で出会うことが、 最も妊娠しやすいタイミングと言われています。

最も妊娠しやすい期間(タイミング)は、「排卵前の3日間、排卵日、 そして排卵後の1日」を足した5日間が最も妊娠しやすい期間となります。この期間に合わせて性交渉を行うことが妊娠の確率を高めることになります。

基礎体温と排卵日

女性は、生涯、約500回の排卵を繰り返すと言われています。 排卵日を予測する方法として、最も知られているのが基礎体温表です。

基礎体温表は、排卵日を予測するだけでなく、 妊娠に適した体質にあるかをチェックできる資料となります。不妊施術を行う際には必須の資料として基礎体温表は活用されております。

おりものの症状

排卵日を予測する方法として、基礎体温表、排卵検査薬がありますが、おりものの症状からも排卵日を予測することができます。

おりものは、排卵日が近づくと状態、量などに変化をもたらします。
他の予測法と合わせて、おりものの症状や状態を確認することで、より精確に排卵日を特定できるようになります。

鍼灸施術で妊娠力を高める

東洋医学では、排卵トラブルの原因は、血流が悪くなることで全身のバランスが崩れ、生殖器官の機能低下が生じていると考えます。

鍼灸施術は、 身体の免疫力を高め、妊娠に適した身体をつくることに真の目的があるのです。

鍼灸は、排卵障害や子宮内膜症などが原因による不妊症にも効果を発揮します。

当院には、多数の不妊症に悩まれている患者様が鍼灸施術をお受けに参られます。長年、排卵障害に悩まされてきた女性患者様が鍼灸を受けられ、無事、妊娠できた事例も多くあります。

鍼灸施術は、自律神経を整えることでホルモンバランスを安定させ、卵巣機能を正常な状態に取り戻す効果が期待できるのです。

すずらん鍼灸院