不妊症と生活習慣

不妊症と生活習慣の関係

不妊症で一番多いのは『原因がわからない』というのが一番多いのです。
排卵障害や、勃起不全、夫婦生活の減少の背景には、生活習慣が 密接に関わっているので、生活習慣を見直す必要があります。

荒れた畑にどんなに栄養を与えても、良い野菜は取れません。
妊娠しやすい身体をつくることがとても大切になるのです。

生活習慣に合わせた不妊症改善

ところで、不妊症の原因になる生活習慣って・・・?
そう思う人もいるかと思います。

ここでは、難しい専門的な言葉は使わず、あえて身近な例で説明しますね。

冷え症

身体が冷えると、病気を起こりしやすくなる・・。 ご存じの方も多いと思います。
冷え症の原因は、ホルモンバランスの乱れにより、自律神経が乱れ、 血液の流れが悪くなることから生じます。

冷えは身体の免疫力を下げてしまうと医学的に言われています。
冷え症の方は身体を温めることで血行がよくなり、免疫力が高まります。
免疫力が高まれば、健康な身体を維持することができ、妊娠しやすいカラダになります。

睡眠

健康な身体の状態であれば、自然に眠くなるのですが、 深夜になってもなかなか眠れない方が増えています。
女性のホルモンバランスは、睡眠と深い関係があります。

夜10時~2時にかけてメラトニンが分泌されます。
この時間帯に寝れるのが質の良い睡眠には不可欠です。

睡眠が不十分だと、ホルモンにも乱れを生じるため、不妊症の原因の一つとも言われています。
規則正しい睡眠を心掛けるようにしましょう。

ストレス

ストレスは、不眠症、自律神経失調症、冷え症などの原因にもつながります。
現代はストレス社会。どうしてもストレスは溜まってしまいます。
ストレスをためない工夫を努力して行う必要があります。

食養法

食事で必要な物
体を温める食べ物を取りましょう。色:赤、黒、黄色、橙色の食べ物を中心に摂取して下さい。

野菜

ニンジン、かぼちゃ、にんにく、よもぎ(もぐさの成分です)、レンコン、しょうが、にら、しそ

果物

栗、りんご、さくらんぼ、ぶどう、プルーン

魚介類、ひじき、わかめ、のり、こんぶは毎日どれかしら織り交ぜて食べるのが良いと思われます。
脂っこいもの、辛いもの、甘いものはなるべく避けたほうが良いと思います。
野菜もお湯を通して温野菜にする工夫をして食べて下さい。

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執筆者

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許

はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体

奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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