不妊に鍼灸はなぜ効くの?

不妊に鍼灸が効く理由とは

近年では、不妊に鍼灸が効くことはよく知られるようになり、ネット上でもずいぶん認知されるようになってきました。

ところで、なぜ不妊症に鍼灸が効くのか、具体的な理由はおわかりですか?

この質問にお答えする前に、実際に鍼灸治療をされ、妊娠できた患者さんの中から特に印象深い事例を以下に紹介いたします。

患者様の喜びの声

○40歳でまさかの妊娠。何度お礼を言っても足りないくらいです。(春日部市 40歳女性)
○1周期目でいきなり妊娠反応が出て本当に驚きました。(足立区 41歳女性)
○病院通いより先に始めた方が、妊娠への道が早くなります。 (足立区 39歳女性)
○40歳の今が妊娠適齢期だからと言っていただいた事が嬉しかったです。(千代田区 40歳女性)
○数回の治療で妊娠することが出来ました。 (越谷市 29歳女性)

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なぜ、身体に鍼を打つだけで妊娠できるのでしょうか?

西洋医学における不妊治療は最先端技術であり、高度生殖治療になると
設備にも多額の費用がかけられています。

これを聞くだけでもすごいと思われる方もいるかと思いますが、
西洋医学における不妊治療技術は歴史は浅いのです。

最先端技術の体外受精においても、一人目の成功事例は1978年で、
まだ40年経過していません。

これに対し、東洋医学は数千年以上の歴史と研究を有しており、
不妊治療の技術はすでに古くから確立されていました。

西洋医学と東洋医学の根本的な違いとは

西洋医学で不妊症の患者さんの約半数が『原因不明』と診断されます。

西洋医学は、レントゲンや精密機械などで身体の異常を明確に見つけ出す治療法です。目に見える形で異常が発見できなければ「異常なし」と診断されます。

そして原因不明と診断された患者さんへの治療は、身体の体質に関係なく一律的に行うようになります。

これに対し、東洋医学では、精密な医療機器を昔も今も使っておりません。

問診と呼ばれる手法により、身体のバランスが崩れた体の部位を発見します。
そして、鍼灸により気の流れの調整、血液循環の調整を行い、体のバランスを整える治療を行います。体質改善には向いてる治療です。

身体の状態は人によって様々です。

そのため、東洋医学では、一人一人まったく違った治療、つまり、オーダーメイドによる治療を行う点が西洋医学と大きく異なる点になります。

西洋医学では病気として形に現れた治療を行うことを得意としています。しかし、目に見える形で現れない疾患、例えば自律神経失調症などの神経疾患、不妊症、更年期症状などの治療を西洋医学は不得意としているのです。

東洋医学は、元来より目に見えない病気を探し出し、それを治療することを趣旨としてます。

つまり、西洋医学で「異常なし」と言われる疾患を探し、治療することを東洋医学は元々得意としていました。
鍼灸治療は免疫を高める作用があり、生殖器官を若返らせる効果も期待できます。そして血流も改善されるため、自律神経が調整されてリラックス効果が高まり、ストレスの軽減になります。
基礎体温の乱れを正常に戻す効果があります。

このように鍼灸治療は、西洋医学とはまったく違うアプローチで治療を行っているのです。

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執筆者

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

すずらん鍼灸院 院長プロフィール

大島宏明 すずらん鍼灸院 院長

■経歴
昭和43年:東京都足立区生まれ
平成13年:日本鍼灸理療専門学校卒業
平成14年~16年:富山県の鍼灸院でインターン研修
平成16年:すずらん鍼灸院開業

■免許

はり師免許番号:119623
きゅう師免許番号:119533
不妊カウンセラー

■所属団体

奇経医学研究会スタッフ
経絡治療学会会員
日本不妊カウンセリング学会会員

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